お知らせ

2016.10.25

  • トピックス

「バーンロムサイ」について

Growing Artists Floorの壁紙は、バーンロムサイの小さなアーテイスト達が描きました。
アートステイ那覇にご協力していただいた小さなアーティスト達の生活するバーンロムサイについて、
バーンロムサイホームページより抜粋しご紹介いたします。
詳しくは、バーンロムサイ http://www.banromsai.jp/ を是非ご覧ください。

バーンロムサイは、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設として1999年12月、タイ北部のチェンマイ郊外に設立されました。当時タイではエイズが猛威をふるい治療薬も行き渡らず、たくさんの人が感染し亡くなっていきました。この病気により両親を失い、自らもHIVに母子感染した子どもたちが増加、バーンロムサイには国立孤児院からそのような30名の子どもたちがやってきました。開設から3年の間に10名のこどもたちがエイズを発症し命を落としましたが、やっと普及し始めた抗HIV療法を取り入れた後、2002年10月以降はだれ一人亡くなっておりません。
HIV/AIDSはその後の躍進的な医療の発達により、投薬を続けていれば普通に生活を送ることが可能となり、子どもたちは全員、元気に暮らしています。また母子感染を防ぐことが出来るようになり、タイのエイズ孤児やHIV感染児童は激減しています。そのため2012年より、バーンロムサイにもHIVに感染はしていない、しかし様々な事情で孤児となってしまった子どもたちや、親と一緒に生活出来ない子どもたちも入園してくるようになりました。
一方、タイの法律により18歳を超えた子どもたちは園外で生活をしています。卒園した子どもたちのうち、学校へ通っている子どもには教育費と生活費の支援をしており、体調を崩した子どもたちへのケアなど、園外に暮らしていても繋がりを持ち続けています。またHIVに感染したこどもたちの中には、病気の影響により軽度の知的障害を持つ子もおり、彼らの支援も行っています。
バーンロムサイでは、自立のための事業としてNPO法人バーンロムサイジャパンの支援のもと、縫製場とゲストハウスを運営してきました。この事業がいわば"家業"となり、子どもたちの将来の職場や職業訓練の場ともなることを願い継続してきましたが、嬉しいことに3人の子どもが見習いとしてゲストハウスと縫製場で働き始めました。また2名がホームの大工さんとともに働き始め、修行を積んでいます。事業やホームの中での仕事が子どもたちの就労と結びつき始め、これは活動の大きな成果と実感しています。
以前はHIV/AIDSに対する偏見により疎遠だった村の人とも、サッカーなどのスポーツや、寄贈された図書館での交流を通じて子どもたち同士が仲良くなり、その垣根はなくなっています。貧しい村で生活する子どもたちと、ホームの子どもたちが助け合い、協力しあいながら楽しく放課後や週末を過ごすことも多くなりました。
バーンロムサイの子どもたちは両親の死、差別や偏見、虐待などの体験をしてきましたが、ここを自分たちの「家」と感じ、「大きな家族」となって、安心して暮らしています。
現在生活している3歳から18歳までの30人の子どもたち。彼らには30の個性と可能性があります。多くを望むわけではありませんが、人を思いやれる気持ちの良い大人に育ってほしい、そしてできることなら自分が得意とすることで、将来生計を立ててもらいたい。そんな「親心」から、バーンロムサイでは勉強だけでなく、子どもたちがいろいろな体験をできるよう、様々な取り組みも行っています。
子どもたちが無事に成長し、いつの日か社会に出る時にそうした体験や技術が役にたってくれればと、そしてここがホームを巣立った子どもたちにとって、何か困った事や悩みがあればいつでも帰って来られる実家のような場所でありたいと、願うばかりです。
詳しくは、バーンロムサイ http://www.banromsai.jp/ を是非ご覧ください。

  • 「バーンロムサイ」について
  • 「バーンロムサイ」について